ここで親鳥とはいったい何なのかという事について調べてみました。
僕自身、親鳥といっても食べている鶏肉は普通に良く見る鶏なのかなぁーと、ほわっと感じていました。
調べてみると、一般的に皆さんがよく食べている
若鳥 約50日程度で出荷される柔らかい肉質の鶏。
ブロイラーと呼ばれ、種鶏によって産まれた卵から孵った鶏。
親鳥 親鶏は、採卵目的の鶏のことを言い、年間で約280個程度の卵を産みます。
飼育日数は約750日と種鶏よりも長いため、肉質は固く歯応えがあります。
卵を産まなくなった鶏、またの名を「廃鶏」や「かしわ」、「成鶏」という
種鶏 食用に出荷される鶏を産む鶏、「しゅけい」と読む
の三種類に分けられます。
種鶏は食べた事があるのかないのかは分かりませんが、若鳥は皆さんよく口にすると思います。
個人的には親鳥は味があまりなく、風味が強いといった印象があります。若鳥はうまみがあり風味があまりないという印象です。
親鳥は肉質が固いせいなのか、ネットで見てみるとスーパーではあまり取り扱いがないといわれています。
幸いなことに僕の住んでいる近くのスーパーでは親鳥の扱いがあるので、よく利用しています。
地鶏(じどり)とは
地鶏とは何なのでしょうか。
他のサイトにはこのような情報が載っていました。
イメージ的には地方で食べられる鶏肉をいう印象があります。
地鶏肉の条件
素びな
在来種の血液が50%以上のもの
であって、
出生※の証明ができること。在来種からの系譜、在来種由来血液百分率及びふ化日の証明をいう
飼育条件
期間
ふ化日から75日間以上
飼育していること。
ブロイラーの場合は、約50日程度。方法
28日齢以降平飼い
で飼育していること。
平飼いとは自由に地面を歩き回れる
環境で飼育すること。密度
28日齢以降1㎡当たり10羽以下
で飼育していること。
ブロイラーの場合は、
1㎡当たり16羽前後です。H27.8.21改訂「地鶏肉の日本農林規格」より
日本三大地鶏
日本三大地鶏は、秋田県の比内地鶏、愛知県の名古屋コーチン、鹿児島県の薩摩地鶏です。
他にも博多地鶏、阿波尾鳥
日本三大軍鶏
日本三大軍鶏というものもあるそうです。
思った以上に種類が多く驚きました。
- 北海地鶏(北海道)
- 青森シャモロック(青森県)
- 南部かしわ(岩手県)
- 比内鶏または比内地鶏(秋田県)
- やまがた地鶏(山形県)
- 川俣シャモ(福島県)
- 会津地鶏(福島県)
- 奥久慈しゃも(茨城県)
- やさとしゃも(茨城県)
- 筑波地鶏(茨城県)
- 栃木しゃも(栃木県)
- 上州地鶏(群馬県)
- タマシャモ(埼玉県)
- 房総地どり(千葉県)
- にいがた地鶏(新潟県)
- 福地鶏[6](福井県)
- 甲州地どり(山梨県)
- 信州黄金シャモ(長野県)
- かながわ鶏(神奈川県)かながわブランド登録品(かながわ鶏生産組合事務局(一社)神奈川県畜産会)親に母「岡崎おうはん」と父「シャモ833系統」を持つ純国産地鶏
- 美濃地鶏(岐阜県)
- 奥美濃古地鶏(郡上地鶏)(岐阜県)
- 一黒シャモ(静岡県)
- 駿河シャモ(静岡県)
- 名古屋種(愛知県)
- 純系名古屋コーチン(愛知県)
- 熊野地どり(三重県)
- 松阪地どり(三重県)
- 伊勢二見ヶ浦夫婦地鶏(三重県)
- 近江しゃも(滋賀県)
- 京地どり(京都府)
- 地鶏 丹波黒どり(京都府)
- 京赤地どり(京都府)
- 葵之地鶏(大阪府)
- 丹波地どり(兵庫県)
- 松風地どり(兵庫県)
- 大和肉鶏(奈良県)
- 紀州地鶏(和歌山県)
- 鳥取産大山地どり(大山シャモ)(鳥取県)
- 鳥取地どり ピヨ(鳥取県)
- おかやま地どり(岡山県)
- 岡山桃太郎地どり(岡山県)
- 長州黒かしわ(山口県)[要出典]
- 阿波尾鶏(徳島県)
- 讃岐コーチン(香川県)
- 地鶏 瀬戸赤どり(香川県)
- 伊予赤どり(愛媛県)
- 伊予路しゃも(愛媛県)
- 媛っこ地鶏(愛媛県)
- 奥伊予地鶏(愛媛県)
- 道後地鶏(愛媛県)
- 土佐はちきん地鶏(高知県)
- 土佐ジロー(高知県)
- はかた地どり(福岡県)
- つしま地どり(長崎県)
- 天草大王(熊本県)
- 熊本コーチン(熊本県)
- 豊のしゃも(大分県)
- おおいた冠地どり(大分県)
- みやざき地頭鶏(宮崎県)
- さつま地鶏(鹿児島県)
- さつま若しゃも(鹿児島県)
- 黒さつま鶏(鹿児島県)
- 蜀鶏(新潟県)[要出典]